1.ナンキンハゼの成長
キッカケの1つは、街路樹として一人前に育ちつつある15才のナンキンハゼの姿です。
四季とともに表情を変えて、若者のように、五感に「ここちよい癒し」をもたらし始めました。
街路樹として道にあるだけでなく、お店や街と関わりを深めて、「ロードパーク」を
目指す玉藻三越通りの主役を期待できると確信しました。
2.世の中は変わりつつある
もう1つのキッカケはH24年5月、松本市で開催された「クラフトフェアーまつもと2012」を見る機会を与えて頂いたことでした
私共のビルの1Fで推進事務局の皆さまが、秋に行う瀬戸内生活工芸祭2012の準備をしていました。私が、「クラフトとは何ですか」とか、幼稚な質問をするので、「百聞は一見に如かず」と、松本の出展者にリリースを手渡しに行く機会に妻と同行を誘ってくれました。
展示会前日の「縣の森」(旧制松本高校のキャンバス跡)は300人あまりの作家が
全国から集まり、テントを張って自分の作品を自分で並べて店開きをしていました。
当日の朝、行ってみると、木工・遊具・カラス・織もの・染め物・陶器・アクセサリー・紙製品・アクセサリー、中にはフイゴと槌の鍛冶屋を持ち込んだ人もいて、壮観でした。
間もなく松本駅から「蟻の行列」が出来、バス仕立てのお客も入ってきて、
人口30万人の松本市は膨れ上がったようでした。
開催期間は2日間のですが、7万人もの来場者が街に溢れている光景をみて、
「新しい流れ」を感じ、「世の中は変わりつつある」と刺激を受けました。