私にとって、ギャラリーは全くの畠違いですので、皆様のご提案をお聴きしないと前へ進めません。かと言って、進む方向が定まらないと、右往左往してしまいます。
そこで、まず、下記の方針を決めました。
(1)『お客様第一』に徹する
全てのお客様にオープン・ドアーですが、「全て」では曖昧になるので、
① このギャラリーで作品を展示される作家さま。
② その作品を見にこられる方々。
③ 地域のお店と住まいされる方々。
とイメージする。
(2)裏方に徹する
作家こそ主役。主役が入ってきた瞬間に、ギャラリーはその人の空間になる。
ギャラリーも、店主も「裏方」に徹して、表に出ない。
企画展もしない。貸ギャラリーしかしない。
(3)各作家が「オンリーワン」を目指していただく
各人の創造力を大切にする。コピーは不要。
「オンリーワン」が集積して「新たなオンリーワン」が生まれる。
(4)「高松玉藻三越通り」の「道の小道具」になる。
内町リャラリーは「高松玉藻三越通り」がパークロードに育つときの、
「道の小道具」の一つになる。
(5)街路樹のナンキンハゼとハーモニーする。
道の主役のナンキンハゼと「仲良し」になって成長する。
今は、妻と2人でのスタートですから、方針発表会など、面倒なことは要りません。
「考え・話し合い・確かめる」だけ(2-4号)。
『自然』は、巧まずしてオンリーワンを創ります。
「緑」然り。「陰影」然り。「紅葉」然り。「花」然り。「風景」然り。「植木鉢」も然り。「空」も「海」も「野山」もまた然り。
その絶妙の姿に気付いた『自然遺産』は、その美しさのコレクションといえます。